プレアボイドフォーラム2011


プレアボイドフォーラム2011が開催されました。

 平成23年度のプレアボイドフォーラムは、「より多くの施設にプレアボイドをひろげるために」をテーマに、東京都内の会員施設のなかで、様々な工夫をしながらプレアボイドを推進している施設に、その実例や取り組み、工夫などをご講演頂きました。
 
[開催概要]
日時:平成24年2月4日(土)14:00~17:15
場所:東京医科大学病院 本館6F 臨床講堂
共催:社団法人東京都病院薬剤師会、エーザイ株式会社
 
[プログラム]
■製品説明
「ハラヴェン静注1mgの適正使用情報」
エーザイ株式会社 
 
■開会挨拶
社団法人東京都病院薬剤師会 会長 明石 貴雄先生
明石会長のご挨拶
 
■基調講演
「プレアボイドフォーラム2011」
東京都病院薬剤師会医薬情報部
プレアボイド推進小委員会 委員長 小林 仁先生
 
 
 今年度は、日本病院薬剤師会のホームページにある、プレアボイド広場を紹介するとともに、その中にある優良事例やキーワード検索による閲覧方法などを紹介しました。
 その他、オンライン報告の方法を再度確認し、多くの施設でも操作が分かりやすいように説明されました。
 
■講演
「プレアボイド推進に向けた各施設の取り組み」
座長:虎の門病院 熊木雄一先生
 
講演1 東京都健康長寿医療センター 深野光司 先生
 
 
 
 
 
 深野先生には、プレアボイドを新人がデータベースへ入力することで、先輩達の問い合せ内容や意図などを学ぶと共に、先輩は後輩から触発されることで相互に良い効果が期待できることなどをお話しいただきました。
 
 
講演2 板橋中央総合病院  山下江梨奈 先生
 
 
 
 
 
 山下先生には、プレアボイド報告をより簡便に報告できる環境整備や啓発活動として月ごとのニュースを発行し、「いちおし報告」を掲示するなどの工夫をご紹介いただくと共に、自院での実例報告を多数ご紹介いただき、大変参考になりました。
 
 
講演3 東邦大学医療センター大森病院  飯久保尚 先生
 
 
 
 
 
 飯久保先生には東邦大学大森病院で実施している介入報告用紙から部内でのカンファレンスを実施し事例が検討されていることや、学生教育への活用、また出現回数の多いキードラッグやキーワードをご紹介いただき、発見の一助となるお話を伺いました。最後に今年度の診療報酬改定に伴う薬剤師の病棟業務とプレアボイドのお話と、今後の業務におけるプレアボイドの重要性についてご講演いただきました。
 
 
■パネルディスカッション
 
座長:虎の門病院 熊木雄一先生
東京腎泌尿器センター大和病院 亀村大先生
 
 
 
パネラー
東京都健康長寿医療センター  深野光司 先生
板橋中央総合病院       山下江梨奈 先生
東邦大学医療センター大森病院  飯久保尚 先生
 
   
 
 パネルディスカッションでは、今回の発表をもとにフロアから質問をいただき、パネラーの先生方からは色々なご意見を頂戴しました。各施設ともに担当者や委員を設けて、役割意識を持たせることでより前向きに取り組みを行い、啓発活動や、環境改善を行っているとのことでした。
 また臨床業務のなかで、どうしても手間のかかるプレアボイド報告を、如何に報告しやすい環境に整備するかや、症例検討や教育ツールとしての活用、リスクマネージメントへ活用することで広がっていくのだと感じました。
 
■閉会挨拶
社団法人東京都病院薬剤師会 医薬情報部プレアボイド推進小委員会 
 
 
小林委員長よりご挨拶           多くの地域からご出席いただきました
 
 今年度はより多くの施設がプレアボイドに取り組み、報告いただけるよう、実地に即した内容といたしました。土曜日の午後ではありましたが、80名近くの先生方に参加いただき、多くの先生方がプレアボイドに興味を持っていると感じました。
 今年度は診療報酬改定もあり、薬剤師業務の大きな変革が始まっている中で、アウトカムを示していく必要があり、プレアボイドの重要性がますます高くなってくると感じています。今後も積極的にプレアボイド報告を行い、本フォーラムを通じて広く臨床薬剤師の先生方へ還元することができるよう来年度も魅力あるフォーラムを開催したいと思います。 (記 D.K.)