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会・委員会

専門薬剤師養成部緩和医療領域薬剤師養成小委員会

■ 研究会の目的

本研究会は、東京都病院薬剤師会専門薬剤師養成部 緩和医療領域薬剤師養成小委員会が主催し、緩和医療に携わる薬剤師の専門性向上および実践力の強化を目的として開催しています。

近年、緩和医療はがん領域にとどまらず非がん疾患へと対象が拡大し、また院内医療のみならず在宅医療を含めた地域全体での対応が求められています。このような医療環境の変化に伴い、薬剤師には、より高度な薬物療法の知識と臨床判断能力、ならびに多職種連携における役割発揮が求められています。

本研究会では、日本緩和医療薬学会における緩和薬物療法認定薬剤師および緩和医療専門薬剤師の取得を見据えつつ、日常診療で実践可能な緩和薬物療法において、基本となるがんに関わる症状緩和のための知識・技能の習得を目指します。

 

■ 研究会の特徴と位置づけ

本研究会は、講義形式による知識習得に加え、症例を基盤としたSmall Group Discussion(SGD)を組み合わせたプログラム構成としています。特にSGDにおいては、ファシリテーターは、緩和医療暫定署指導薬剤師や緩和薬物療法認定薬剤師等が担当し、臨床現場に即した指導を行います。これにより、単なる知識の理解にとどまらず、実際の臨床場面における判断過程や介入方法について、より具体的に学習することが可能です。

また、本研究会は緩和医療領域における薬剤師の基礎的能力の習得から実践的応用までを一貫して学ぶことができる教育プログラムであり、認定薬剤師取得を目指す薬剤師にとっての基盤形成の場であるとともに、日常診療における実践力向上を目的とした研修の機会として位置付けられます。

 

■ プログラム内容

年間プログラムは、特別公開教育講座とBasic Class(症例検討・SGD募集人数:40名)を組み合わせた全5回のプログラムとして実施します。

【第1回】
特別公開教育講座:緩和薬物療法の基礎
SGD:オピオイド鎮痛薬の導入(症例①)

【第2回】
特別公開教育講座:緩和医療における包括的アセスメント
SGD:鎮痛薬の評価(症例②)

【第3回】
特別公開教育講座:がん疼痛の薬物療法
SGD:症状マネジメント(症例③)

【第4回】
特別公開教育講座:緩和ケアにおけるコミュニケーション
SGD:症状マネジメント(症例④)

【第5回】
特別公開教育講座:薬薬連携を含めた総合的緩和医療
SGD:症状マネジメント(症例⑤)

 

■ Basic Classの到達目標

本研究会では、問題解決型学習に基づき、以下の行動目標(SBOs)を設定しています。
・緩和医療を必要とする患者に対して主体的に関与できる
・緩和医療の基本概念を理解している
・がん疼痛および関連症状の評価と対応ができる
・オピオイドの適正使用について理解している
・病期に応じた治療選択を理解している
・緩和薬物療法ガイドラインを活用できる
・在宅緩和医療および地域連携について理解している

 

■ 参加対象

・東京都病院薬剤師会 会員
(※非会員は募集人数に達しなかった場合のみ参加可能)
・所属長の了承を得ている方
・事前学習および全日程への参加が可能な方
・緩和医療に関心を有する薬剤師(初学者を含む)
・過去参加者の再受講も可能

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