部会・委員会
専門薬剤師養成部緩和医療領域薬剤師養成小委員会
本小委員会は、積極的な緩和医療の普及に寄与できる認定薬剤師の育成に力を入れるべく、がん対策基本法が制定された2007年に設置されました。
Molphine,Oxycodone,Fentanyl,Hydromorphoneなどの医療用麻薬はがん疼痛治療において、大変重要な医薬品ですが、その使用法には患者さんの苦痛に対し、真摯に向き合い痛みを十分理解して適正な薬物治療を提案できるスキルが求められます。
本小委員会では、年間5回の初心者を中心としたBasic Class、高度な医療連携を含んだ緩和医療薬剤師技能を磨くAdvance Classを年2回設置し、研修会を実施しております。
また、公開講座を年間2回開催し、最新エヴィデンスや医療連携、緩和薬物療法を安全で効果的に実施できる教育講座を展開しています。
本講座の主な目的は、当小委員会における研修会をきっかけに日本緩和医療薬学会が認定している緩和薬物療法薬剤師や緩和医療専門薬剤師の認定を見据えたものですが、実践力のある薬剤師を認定することを大きな目的の一つに掲げていますので、本研究会はその登竜門として最適の研究会であると考えています。
また、緩和医療を取り巻く薬剤師の置かれる立場はさらなる知識・技能・態度を求められるようになりましたが、ボトムアップを目的に「初学者向けBasic Class」「認定者・実務者Advanced Class+公開講座」とし、緩和薬物療法のスキルアップだけでなく、在宅緩和ケアを見据えた退院調整や薬薬連携についての研修・講座開催などを行うことを予定し会員の皆様のご参加をお待ちしております。
目的 | 緩和医療を必要としている患者さんに積極的にかかわれる知識と実践力を身につける。 |
R4実績 | ◆Basic Class(全5回)【開催時間】13:00~17:30 第1回 5月21日(土) 教育講座 緩和医療基礎講座 SGD オピオイド鎮痛薬の導入症例① 第2回 7月16日(土) 教育講座 痛みの包括的アセスメント SGD 鎮痛薬の評価を行う症例② 第3回 9月10日(土) 教育講座 がん疼痛の薬物療法 SGD がん疼痛マネジメント症例③ 第4回 11月12日(土) 教育講座 コミュニケーションを中心に SGD がん疼痛マネジメント症例④ 第5回 R5.2月11日(土)教育講座 緩和における薬物療法 (総合) SGD がん疼痛マネジメント症例⑤ *各研究会終了時に、研修内容の自己評価試験を行います。 ◆Advanced Class(全2回)【開催時間】13:00~17:30 第1回 8月7日(日) 特別公開教育講座 13:00-15:00 SGD 15:00-17:30 がん疼痛マネジメント症例① 第2回 R5.3月12日(日) 特別公開教育講座 13:00-15:00 SGD 15:00-17:30 がん疼痛マネジメント症例② |
(専門薬剤師養成部緩和医療領域薬剤師養成小委員会 委員長 伊東俊雅)
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